高崎市岩鼻町の岩鼻陣屋跡。
岩鼻陣屋は江戸幕府の関東直轄地を管理する代官所が置かれていたところ。代官所の設置は寛政5年(1793年)。
その後、慶応4年(1868年)に岩鼻県が設置され、その県庁となった。岩鼻県は廃藩置県以前に設置されたが、その後の合併・分割等を経て明治4年(1871年)に消滅。わずか3年の歴史であった。
いまは、その一角に天神山を残すのみ。山上には天満宮の社がある。
天満宮の臥牛も。牛は天満宮において、神使とされていることはご存知の通り。
石垣の一部もあったけど、当時のものとは思わなかったので、写真撮ってこなかった(残念!)。当時の建物等は一切ないが、芝が植えられ広場となっている。
ところが、現在ここはある会社の社有地になっていて、部外者お断りになってる。なんで写真があるかというと、勝手に入ったからなんだけど・・・。(ゴメンなさい。)
ちなみに、新国劇の「赤城の山も今宵限り・・・」のセリフで有名な国定忠治が殴り込んだ代官所は、ここである。(殴り込み自体は、作り話らしいけど。)
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