渋川市八木原の佐渡奉行街道道しるべ。

八木原道しるべ (1)
八木原道しるべ (2)
八木原宿南の三叉路にあり、天保4年(1833年)に建てられた。自然石で高さ133cm。(隣の大きな常夜灯は、昭和60年(1985年)建立の新しいもの。)

表面の上部には、「右高崎」「左江戸」と大きく刻まれ、高崎は四里、江戸は三十里と記されている。

八木原道しるべ (3)
この道しるべのすごい所は、県内の榛名、妙義のみならず、栃木県・日光山、長野県・善光寺や三重県・伊勢神宮、大坂、京都、讃州金毘羅までの距離が記されていること。

日光山・二十三里(92km)
善光寺・三十三里(132km)
伊勢神宮・百十里(440km)
京都・百十一里半(446km)
大坂・百二十四里半(496km)
金毘羅・百七十五里半(702km)  *一里を4kmで計算

だいたい合ってる? 検証はしてないけど、感覚的にはこんなもんかな。しかし、わざわざ「半」なんてつけてるところが、尤もらしい。

これを見ると、江戸末期には庶民も旅行というか、お参りというかが、一般的になっていたということが分かるね。

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