邑楽郡邑楽町秋妻のBー29墜落地点

B29墜落地点 (1)
昭和20年(1945年)2月10日、太田市の中島飛行機製作所の爆撃に飛来した118機のBー29のうち、2機が空中衝突し墜落炎上した。2機の搭乗員23名は全員が死亡した。

B29墜落地点 (2)
2機の内「Deaner Boy号」が墜落した地点(赤い目印)。もう1機の「Slicks Chicks号」は、もう少し西側(写真左側)数百mの地点に墜落。尾翼は地区の東側まで飛ばされている。

この事実を風化させることなく、平和の尊さを後世に伝えるため平成22年(2010年)に案内板などが設置されている。

現在でものどかな田園地帯が広がる秋妻地区。昼間(午後3時過ぎ)に轟音を響かせて飛来した118機のBー29。これだけでも相当怖かったと思うが、2機が墜落・炎上となるとより一層のことだったに違いない。

当日は西風が強かったようで、炎上の黒煙は秋妻地区を覆い、余所からは秋妻地区は全滅したと噂されたと言う。住民に被害がなかったのは幸いであった。

亡くなった搭乗員の遺体は丁重に供養・葬られた後、戦後アメリカに引き取られている。現在でも、秋妻地区の2つのお寺で慰霊が行われている。

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