邑楽郡邑楽町篠塚の龍谷山正泉寺。

正泉寺 (1)
正泉寺 (2)
正泉寺は永禄2年(1559年)龍泉院3世・窈山正精和尚の開山。龍泉院(大泉町)は小泉城主・富岡秀信が同氏の菩提寺として創建した寺。
(「大泉町城之内・祥平山龍泉院」参照)

山門は平成11年(1999年)の建立。

正泉寺 (3)
正泉寺 (4)
本堂は平成25年(2013年)の建立。

正泉寺 (5)
六地蔵は平成2年(1990年)の建立。

正泉寺 (6)
正泉寺 (7)
境内の観音堂。十九夜観音(如意輪観音)を祀る。十九夜は月待信仰のひとつ。十九夜講は女人講が多く、安産や子どもの成長などを祈るもの。江戸時代中期造立の十九夜観音を平成22年(2010年)に修復している。

一般的には如意輪観音って、一面六臂で右手を頬にあて、右膝を立て両方の足の裏を合わせて座る(輪王座)容姿を思い浮かべるが、この観音像は千手観音のように見える。左手に宝戟、右手に錫杖らしき物を持っているところなど、どう見ても・・・。