高崎市本郷町の榛名木戸神社。
榛名木戸神社の創建は不詳。上野国神名帳記載の榛名木戸神社とされる古社である。
杉の大木が境内を囲む。
二ノ鳥居は昭和45年(1970年)の建立。
社殿は明治29年(1896年)の建立。外装が綺麗なので、近年改修されているようだ。
覆屋内の本殿は切妻・神明造りで、江戸後期の寛政年間(1789~1801年)の建造と推定される。施されている彫刻は素晴らしい。
境内社の天満宮。
社殿脇に庚申塔類が並んでいる。庚申塔には寛政8年(1796年)、二十二夜塔には安永(1772~81年)の銘が読み取れた。本殿が建造された時期と重なるので、このころ神社としてきちんと整備されたのかな。
社殿内に山車の一部分が残されており、過去には山車が存在していたと考えられるが、伝承は残ってないという。ただ社殿内を覗いてみたが、気付かなかった。
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