前橋市上泉町の神護山宝禅寺。

宝禅寺 (1)
宝禅寺 (2)
宝禅寺 (3)
宝禅寺は神護慶雲元年(767年)勝道上人の創建。神護山の山号は元号から取っている。現在の本堂は昭和55年(1980年)の建立。

宝禅寺 (4)
墓地の一角に異形板碑がある。中央に胎蔵界大日如来の種子である梵字が大きく薬研彫され、その下に南北朝時代の康永4年(1345年)の建立記年が記されている。左面に「覚明」の名があり、宝禅寺中興の祖とされる。

寺伝では、越前で無念の最期を遂げた義貞の首級を、「覚明」が持ち帰り宝禅寺から鬼門の方角にある「新田塚」に葬り、自らは僧となり宝禅寺で義貞の菩提を弔ったいう。

さらにこの「覚明」という人物は、義貞四天王のひとりである篠塚伊賀守とも栗生左衛門顕友ともいわれている。

えっ、前橋に義貞の首塚がある? そして、持ち帰ったのが篠塚重廣? 栗生顕友?

すっごい伝承だなと思いつつ調べてみたら、確かに宝禅寺の北東の方に「新田塚古墳」というのがあった。うぅ~ん。