安中市安中の旧安中藩郡奉行役宅。

安中藩郡奉行役宅 (8)
安中藩郡奉行役宅 (7)
安中藩郡奉行役宅 (2)
安中藩主・板倉勝明の側近・山田三川が住んでいた頃の建築と伝えられる。山田三川の没年は文久2年(1862年)なので、江戸末期あたりか。

平成になってから、古図面と建物に残る痕跡から、修理復元されている。

安中藩郡奉行役宅 (1)
これは長屋門。案内板で半分隠れてしまったけど、武者窓が見える。武者窓ってのは、太い竪格子の窓のこと。

安中藩郡奉行役宅 (3)
安中藩郡奉行役宅 (4)
手作り感いっぱいの、安中藩関係の資料展示。最近はこういう手作り感のある資料を見ると、味わいを感じるようになった。(オレも少し大人になった?)

安中藩郡奉行役宅 (5)
安中藩郡奉行役宅 (6)
最奥部の上段の間には肖像画が。最後の郡奉行・猪狩幾右衛門懐忠(いかりいくえもんやすただ)。

安中藩は碓氷峠の関所を管轄していたので、歴代の当主は井伊、水野、堀田、板倉、内藤といった、譜代大名が入部していた。(厳密には、碓氷関所の東門は安中藩、西門は幕府直轄管理。)

石高は3万石程度の貧乏藩だったけど、中山道という主要幹線を守っていたんだね。