上毛かるた紀行、第31弾!
(ら) 雷と空風 義理人情
個人的に、上毛かるた紀行の最難関札と位置付けていた、「ら」。さて、どうしたもんかと思案していたのだが、こうなりました。
まずは雷。
邑楽郡板倉町の雷電神社。主な御祭神は、天地に轟き、火と水の大いなる働きをつかさどる、火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)、大雷大神(おおいかづちのおおかみ)、別雷大神(わけいかづちのおおかみ)。
雷の神様の、オンパレード!
歴史は古く、推古天皇6年(598年)、聖徳太子が天の神の声を聞いて、天の神を祀ったのが最初とされている。
現在の社殿は、天保6年(1835年)の造営で、左甚五郎10代目の名人彫物師・石原常八の華麗な彫刻に装飾され、北関東のこの時代にしか見られないという特異な建築となっている。
雷電神社は、関東地方に数多い「雷電さま」の総本宮。
つづいて空風。
北群馬郡吉岡町の吉岡自然エネルギーパーク。平成11年(1999年)に完成した、高さ41.5m、羽の直径30mの風力発電装置。
これは群馬県営で、群馬県の風が強い地域性を利用してのもの。3.0m/s以上で発電できるらしい。
行った日は、すっごく風が強く、292.7kWもの発電だった。発電機出力が300kW仕様なので、ほぼフル発電状態。
コストパフォーマンスは優れていると思うが、風がないと発電できないという弱点が・・・。あと、けっこう音がするんだね。グォッ~、って感じ。
雷と空風に関係するところに行ってきたので、これで良しとしよう。
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