上毛かるた紀行、第40弾!

よ
(よ) 世のちり洗う 四万温泉

四万温泉の名前は、四万の病を癒す霊泉である、という伝説に由来する。さて、伊香保なら石段、草津なら湯畑、というシンボルがあるけど、四万と言ったら? 思いつかないので調べてみると、「積善館本館は、数少ない湯宿の建造物として県の重要文化財に指定されている。」

ということなので、ここに行くことにした。

積善館 (3)
積善館 (2)
積善館 (1)
積善館は四万村名主・善兵衛が、元禄4年(1691年)から湯小屋を建て、湯宿として営業を始めたらしい。

積善館 (4)
昭和5年(1930年)に建てられた前新は3階建てで、1階の浴場(元禄の湯)は鉄筋コンクリート造り、大正時代を偲ばせるアーチ型の窓を備えている。廊下橋は、トラスト状に組んだ支柱に切妻屋根を乗せ、腰板を貼ってある。

四万温泉には初めて行ったんだけど、、温泉街の道は狭いわ駐車場はないわで、けっこう難儀した。でも、四万川に沿って温泉旅館が並んでおり、歴史を感じさせる風情があった。

そう言えば、小学生くらいの時、「よ」の札を取ると必ず女子から「エッチ」、「すけべ」と言われたなぁ~。