藤岡市藤岡の清涼山西蓮寺。

西蓮寺 (1)
西蓮寺は明治10年(1877年)浄土真宗の説教所として創建。明治13年(1880年)に西蓮寺となる。山門は平成11年(1999年)の新築。

西蓮寺 (2)
西蓮寺 (3)
説教所開設時から仮堂宇であったが、明治41年(1908年)に現在の本堂を建立している。なお本尊は阿弥陀如来で、仏像は本山(西本願寺)から下賜されている。

西蓮寺 (4)
鐘楼堂は平成11年(1999年)の建立。

西蓮寺 (5)
水琴窟があった。水琴窟は地中の空洞内に水滴を落下させ、その際の音を反響させる装置。浄土真宗的には、浄土にある七宝でできた池は8つの徳の水で溢れているということから、それに絡めた水琴窟だと思う。

西蓮寺 (6)
西蓮寺 (7)
境内の太子堂は明治29年(1896年)の建立。地元の瓦業者が共有していた聖徳太子木像を祀る。聖徳太子がものつくりの発展に寄与したとされることから、職人(工)の間で聖徳太子信仰(太子講)が広まっていた。

西蓮寺 (8)
親鸞像。群馬県と浄土真宗の関係は、初代県令・楫取素彦夫妻から始まる。群馬に来た夫人の寿が、当時浄土真宗の寺院がほとんどないことを嘆き、時の宗主・明如に説教所の開設を要請し、開教使が派遣されたことによる。これにより、前橋には清光寺が創建されている。
(「楫取素彦・寿夫妻の発願 -清光寺-」参照)