高崎市宿大類町の熊野神社。
宿大類熊野神社は慶長年間(1596~1615年)の創建と伝わる。現在の鳥居は昭和53年(1978年)の建立。
鳥居をくぐると、そこは宿大類児童公園。公園の向こう側が境内になっている。元は熊野神社の境内の一部だったと思う。それを考えると、それなりの規模の神社だったはずである。
現在の社殿の建立年などは分からないが、かなり老朽化している。
拝殿の屋根は瓦がずれ落ち、今にも崩れそうだ。当然、社殿周りへの立ち入は禁止。地元の鎮守的な神社はどこも資金不足で、すぐに修理できないんだろうな。
境内右奥の鳥居。
江戸時代、高崎藩主は厄年になると宿大類熊野神社で祈祷し、また旱魃などの時も当社に参り祈誓したというが、現状の社殿の状況を見るとちょっと残念。
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