高崎市綿貫町の群馬県立歴史博物館。
今回は企画展「すごいぞ! 江戸の科学」を見に行った。

企画展 (1)
第96回企画展「すごいぞ! 江戸の科学」は、地図・天文暦学・和算の発展に寄与した江戸時代の科学者たちの人物像とその功績を、肖像画や屏風・古地図などの様々な資料を通して紹介している。

実は、この企画展に知り合いのご先祖さまの遺物が出展・展示されているのだ。その方は江戸末から明治初年の人で、和算の大家にして大数学者。多数の門弟を持ち、自身や門弟が神社などに多数の算額を奉納している。

企画展 (2)
展示されているのは象限儀(展示No90)。測量機器で、円の4分の1の扇形をしており、これに望遠鏡をつけ天体を観測しながら現在地の緯度を割りだすもの。江戸時代の物なので木製。
*企画展は写真が撮れないので、象限儀は写ってないがパンフの写真でご勘弁を

テーマ展示 (1)
入ったついでに常設展展示も一廻り。最後のテーマ展示「塚廻りの埴輪 -小古墳群の美しき埴輪世界-」に興味を引かれた。塚廻り古墳群からは300体以上の埴輪が出土しており、その中の8体が展示されていた(すべて国の重文)。

テーマ展示 (2)
椅坐する男子。椅坐とは椅子に座り、足を降ろした姿勢のこと。帽子を被り籠手を着け、倭風太刀を備える。高さ82.3cm。塚廻り3号墳出土。

テーマ展示 (3)
椅坐する女子。腰に鈴鹿が身を着け、魔除けの鋸歯文を描いた太帯と襷を身につけている。巫女と考えられる。高さ68.9cm。塚廻り3号墳出土。

テーマ展示 (4)
椅坐する男子。首には玉飾り、袴には朱門の水玉文様。高さ64cm。塚廻り4号墳出土。

テーマ展示 (5)
跪坐する男子。跪坐とは正坐姿勢のこと。籠手と腕輪を着け、太刀を帯びている。高さ49.4cm。塚廻り4号墳出土。

テーマ展示 (6)
太刀を持つ女子。鋸歯文様の袈裟襷を掛け、右手に太刀を持つ。高さ78.7cm。塚廻り4号墳出土。

テーマ展示 (7)
坏を持つ女子。首飾りは勾玉が多数付いている。高さ76.4cm。塚廻り4号墳出土。

テーマ展示 (8)
右手を挙げる男子。帽子を被り腰紐のみのシンプルな衣装。馬子と考えられる。高さ76.6cm。塚廻り4号墳出土。

テーマ展示 (9)
飾り馬。鞍、輪鐙、手綱を付け、鈴付胸がい、杏葉も。高さ70cm。塚廻り4号墳出土。

「企画展」を見に行って、ついでの「テーマ展示」で塚廻り古墳群出土の埴輪が見られたのはラッキーだった。

関連
 「太田市・塚廻り古墳群第4号古墳