渋川市渋川(上郷)の如意山良珊寺。

良珊寺 (1)
良珊寺は白井長尾氏(白井城主)の家臣・佐鳥全徳が、弘治3年(1557年)に没した妻の菩提を弔うために建立した伴松庵が始まりといわれる。その後、天正年間(1573~92年)に雙林寺11世・自然玄悦により開山。

良珊寺 (2)
良珊寺 (3)
山門は寛保年間(1741~44年)の建立。昭和37年(1962年)に銅板葺きに改修されている。山門は鐘楼堂と羅漢堂を兼ねており、十六羅漢が安置されている。また、山門前の延命地蔵は享保5年(1720年)の建立。

良珊寺 (4)
本堂側からの山門。山門2階に上れたのかもしれない。

良珊寺 (5)
渋川市の比較的山あいにあるので緑が多いが、境内も緑豊かで気持ちが良い。

良珊寺 (6)
良珊寺 (7)
本堂は嘉永年間(1848~55年)の再建。大正13年(1924年)に瓦葺きに改修されている。本堂内にはご本尊の如意輪観音を祀る。像は一面二臂。如意山はご本尊からかな。

良珊寺 (8)
良珊寺 (9)
境内の薬師堂。明治37年(1904年)に川原町にあった薬師如来像が移された。眼の病気に御利益があるという。

良珊寺 (10)
良珊寺 (11)
大般若波羅蜜多経600巻が納められている。三蔵法師が大乗仏教の基礎的教義が書かれている長短様々な「般若経典」を集大成した経典。

良珊寺 (12)
境内のはずれに湧水があった。「当湧水は化学物質の混入が認められ飲用不適と判明しました」と注意書きがあったが、ポリタンクに水を汲んでいる人がいた。何に使うのだろう?

良珊寺 (13)
境内入り口より少し手前にある毛髪塚。良珊寺と関係があるのかは申し訳ないが分からない。昭和46年(1971年)の建立。日本初の毛髪塚らしい。

ある女性の夢枕に無数の球体が現れ、「巨象をも繋ぐ女性の一毛が欲しい。一毛があれば交通事故をも免れ得たものを」と嘆いたという。夢を見た女性は悟るところあり、塚の建立を思い立ったという。