多野郡神流町柏木のお蝶ヶ穴。

お蝶ヶ穴 (1)
お蝶ヶ穴 (2)
お蝶ヶ穴は、名主と武士一族の争いに巻き込まれた「お蝶」という幼女が匿われていたという大岩の穴。

ある時、柏木村に馬之丞と名乗る武士が落ち延びてきて、柏木村中島に住み着いてしまった。馬之丞は次第に村内での勢力を伸ばし、名主をも圧迫し始めた。このため、名主・新井家とのもめ事が絶えなかった。

馬之丞は鉢形(寄居町)での戦さに招集され向かう途中、待ち伏せしていた名主に鉄砲で撃ち殺されてしまった。これが元で新井家は馬之丞一族の恨みを買い、皆殺しにされそうになった。名主の従人たちは幼女の「お蝶」を救い出し、谷底深くにあった小さな穴に匿い育てることにした。

その後、村では馬之丞一族と村人が和解し、お蝶を名主の後継として迎え入れた。お蝶が育てられた穴が「お蝶ヶ穴」である。

お蝶ヶ穴 (3)
水量が少ないこの時期でも、穴には神流川の水が流れ込んでいる。穴の中はどうなってるのかな?

実は4月(だったと思う。桜が咲いていたので)に1度行ったのだが、その時は水量が多く岩自体がほぼ水没してた(岩の色が変わってる辺りまで)。岩の左に写っている擁壁上は駐車場になってるんだけど、そこも水没していた。今回も水量の確信はなかったのだが、結果的にこの時期に行って正解だった。

それにしても、かなり水量の増減が激しいみたいだが、この辺りまで神流湖(下久保ダムのダム湖)なのかな。