富岡市田篠の石造如来三尊坐像。

田篠の石造三尊坐像 (1)
田篠の石造如来三尊坐像は、「原田篠の薬師様」と地域での信仰も厚い。南北朝時代(1300年代後半)の特徴を有している。いずれも材質は牛伏砂岩である。右から阿弥陀如来、胎蔵大日如来、弥勒菩薩である。地元では「薬師様」と呼ばれているが、なぜか薬師如来は含まれていない。(この3体が富岡市の重文になっている)

田篠の石造三尊坐像 (2)
坐像の隣に一石三尊石像がある。これ薬師三尊像? 風化していてわかりずらいのとオレの知識不足のため、明確には分からない。

当所には他にも石仏があるので、すべてまとめて「薬師様」と信仰されてきたと考えた方がいいのだろう。

「石造如来三尊坐像」というのが富岡市の重文の名称だが、これはまぎらわしいな。