藤岡市中栗須の神明宮。
神明宮は建久3年(1192年)に源頼朝の発願により佐々木盛綱が創建したと伝わる。
二の鳥居には諏訪大明神とあるので、諏訪神社が合祀されているようだ。
参道は長く、いくつか舗装道路が横切っている。車も普通に走っていたので、ご近所の生活道路として使われているようだ。
社殿は天正10年(1582年)の神流川合戦で焼失、天正13年(1585年)に再建されたとの記録が残る。現在の社殿は明治39年(1906年)の再建。
拝殿に絵馬が掲げられているが、題材は分からない。
ご神木。
春の例祭には太々神楽が奉納される。ちなみに、秋の例祭では獅子舞が奉納される。
藤岡市内に鎮座しているが、参道も長く境内も広い。社歴も長いわりには諏訪神社や富士浅間神社と比較すると余り知られていない。しかし、近隣9郷の郷社として根付いている。
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