伊勢崎市国定町の赤城神社。

国定赤城神社 (1)
国定赤城神社 (2)
国定赤城神社は、文治2年(1186年)上野国守護・安達盛長の創建と伝わる。明治42年(1909年)に村内18社を合祀、昭和4年(1929年)に現在地へ遷座している(旧菅原神社跡地)。

真新しい一の鳥居は平成28年(2016年)の建立。

国定赤城神社 (3)
境内に入るとすぐに二の鳥居がある。扁額は天満宮となっているので旧菅原神社の鳥居のようだ。扁額は石に彫られているのだが、すり減っていて目をこらさないと読めないくらい。

国定赤城神社 (4)
国定赤城神社 (5)
社殿は平成17年(2008年)に、遷座75年を記念して改修されている。

国定赤城神社 (8)
境内社の合祀された菅原神社。

国定赤城神社 (6)
国定赤城神社 (7)
今年の絵馬。拝殿前には多数の絵馬が奉納されていたが、菅原道真が祀られているので学問の御利益があるからだろう。

ところで、安達盛長は元暦元年(1184年)頃、上野国の守護になったとは言われているが詳細は不明。実際は建久元年(1190年)から比企能員が守護になっている。ただ、比企氏の後は盛長の子・景盛が守護になっているので、上野国と安達氏の関係が深いことに変わりはない。