多野郡神流町神ケ原の慧日山東福寺。

東福寺 (1)
東福寺は慶長2年(1597年)甘楽宝積寺12世・芳谷の創建と伝わる。

東福寺 (2)
本堂は正徳3年(1713年)の建立で、約300年の歴史を誇る。もちろん、適宜改修されているだろうが。

東福寺 (3)
「圓通閣」の扁額は月舟宗胡の筆。
月舟宗胡は江戸初期の僧で、曹洞宗開祖・道元の教えへの回帰と古規を重んじる宗統復興運動を主導している。弟子の卍山道白は曹洞宗中興の祖と称されている。

月舟宗胡は16歳から修行のため諸国を廻っており、その道中で東福寺に立ち寄ったのだろうか。

東福寺 (4)
東福寺 (5)
東福寺 (6)
境内にお地蔵さんが多い。

東福寺 (7)
東福寺 (8)
庚申塔の三猿(見ざる言わざる聞かざる)も風化しているが、見ることができる。

本堂内にある殿鐘は、元禄14年(1701年)丹生村(富岡市)の鋳物師・柳田権之丞の作。上州鋳物師の半鐘としては二番目の古さだといわれる。