多野郡神流町魚尾(よのお)の中山神社。

中山神社 (1)
中山神社 (2)
中山神社は貫前神社の分霊を勧請した魚尾神社が始まりという。創建年は不詳だが、社宝の鰐口に応仁2年(1468年)の銘があるので、同年代かそれ以前と考えられる。

中山神社 (3)
中山神社 (4)
元は魚尾字宮地にあったが、天明5年(1785年)に現在地へ遷座している。明治45年(1912年)に村内17社を合祀し中山神社と改称している。

中山神社 (5)
本殿は遷座時に新築したもので、向かって右に天之御中主命、左に経津主命を祀る二間社造りとなっている。様式は流れ作りで、正面に千鳥破風、唐破風を配している。施されている彫刻は宮大工の弁蔵作という。

経津主命は抜鉾神社のご祭神だろうが、天之御中主命はどういう経緯で祀られているのだろうか。天之御中主命は妙見社で祀られていることが多いので、地域的に秩父神社あたりと関係があると思われるが、よく分からない。

中山神社には太々神楽が伝わっており、毎年例祭で奉納されている。また、「お川瀬下げ」も伝統行事として残っている。