前橋市上青梨子町の淡島神社。

上青梨子淡島神社 (1)
元は神明宮で、その創建は天長年間(824~34年)と伝わる。明治45年(1912年)に淡島神社、琴平宮を合祀し大木神社となったが、昭和35年(1960年)に淡島神社と改称している。

上青梨子淡島神社 (2)
上青梨子淡島神社 (3)
社殿は安永5年(1776年)の再建とされるが、現在の社殿かは分からない。

上青梨子淡島神社 (4)
鳥居脇の双体道祖神。

淡島神社では上青梨子町の盆踊りが隔年で行われる。上青梨の盆踊りは300年の歴史がある伝統芸能行事である。踊りの種類は、古くから「三つ打ち」「回り打ち」「手ぬぐい踊り」「石投げ」「糸挽き」の5種類があり、先祖の霊を慰めるだけでなく、日照りの時には雨乞いの踊りとして、豊作の時には豊年踊りとして行われていた。