安中市東上秋間の三角の橋供養塔。

三角の橋供養塔(1)
供養塔は慶長15年(1610年)に東上秋間村の磯貝伊豆守が、秋間川支流の久保川に石橋をかけ供養したもの。磯貝伊豆守についてはよく分からない。また、石橋は現存していない。群馬県内で最古の橋供養塔といわれる。

三角の橋供養塔(2)
阿弥陀三尊を示す種子と「奉造立石橋者我一心志」。磯貝伊豆守の名とともに、願主として甚左衛門(同二拾人)という名も見える。

群馬県最古の橋供養塔と安中市HP、安中市教育委員会案内板に書かれている。調べてみたところ、全国でも慶長以前の橋供養塔は見つからない。なので、全国最古ではないかと思う。