前橋市後閑町の医王山円満寺。

後閑円満寺 (1)
後閑円満寺 (2)
後閑円満寺は貞観3年(861年)慈覚大師の開基と伝わる古刹である。慈覚大師は第3代天台座主で、最澄、空海などとともに八唐八家のひとりに数えられる。

後閑円満寺 (3)
後閑円満寺 (4)
本堂は平成21年(2009年)の改築で、本尊の薬師如来を祀る。本尊の薬師如来像は、檜の寄木造りで円光背を持つ。鎌倉時代の造立と推定される。

後閑円満寺 (5)
後閑円満寺 (6)
境外に「お薬師さま」と呼ばれる三石三尊像がある。現在は境外だが、昔は境内の北境だったという。

「お薬師さま」と呼ばれているが、石造の阿弥陀三尊坐像(阿弥陀如来と観音菩薩・勢至菩薩)。角閃安山岩製で半肉彫りの陽刻。阿弥陀如来像は宝珠形に近い丸みの舟形状の光背を持つ。鎌倉時代後期の造立と推定される。

なぜ「お薬師さま」と呼ばれているかは知らないが、薬師如来は病気平癒に功徳があるといわれるので、そういう伝聞が広がったから? それとも、単純に見誤ったからか。