安中市東上秋間の東神社。

東神社 (1)
東神社 (2)
東神社 (3)
東神社は天福元年(1233年)の創建と伝わる。創建当初からかは不明だが、諏訪神社として地元に根付いていた。そのため、現在も東神社の標柱と諏訪神社の標柱も建っている。

東神社 (4)
明治42年(1909年)近隣の八坂神社、熊野神社、榛名神社などを合併し東神社と改称している。

東神社 (5)
東神社 (6)
東神社 (7)
「祝神社合併俳句奉納額」明治44年(1911年)と記載されており、この時点で神社合祀事業が完了したと考えられる。

東神社 (8)
境内に旧東秋間村から発掘された小型の石棺「馬舟さま」がある。長さ約1mで材質は地元の秋間石(溶結凝灰岩)、一般的な石棺と比較すると明らかに小さい。蓋と身は別物で、複数あった石棺の蓋と身と考えられている。

この石棺に水を汲み、日本武尊の馬に水を飲ませたという伝説がが残っており、このため「馬舟さま」と呼ばれている。また、日照りの際の雨乞いにも使われたという。