吾妻郡東吾妻町郷原のJR東日本吾妻線・郷原駅。
ここから約50mのところでハート形の土偶が発見されている。

郷原駅
ハート形土偶出土地 (2)
郷原駅の駅舎。駅舎前には解説板がある。

ハート形土偶は昭和20年(1945年)に郷原駅西方約50mの地点で発見された。縄文時代後期(約2000~1000年前)のものと推定され、高さ約30.5cm。縄文時代を代表する遺物である。

ハート形土偶出土地 (1)
出土地には「ハート形土偶出土の地」の標柱が建っている。

ハート形土偶
特異なハート形の顔は、鼻、眉毛、口にかけての輪郭のみで表現しており、抽象的な表現方法をとっている。また、大きな肩に小さな手、アーチ状に表現された安定した足腰の造形美は、縄文女性の力強さを表しているといわれる。
(写真は中之条町「歴史と民俗の博物館(Musee)」のレプリカ。実物は東京国立博物館に保管されている)

実は縄文時代の土偶は芸術性に富んだ名品が多い。ハート形土偶以外にも、「縄文の女神」「縄文のビーナス」「仮面土偶」「遮光器土偶」などが有名である。