邑楽郡板倉町大曲の石水山淨蓮院。

淨蓮院 (1)
淨蓮院の創建は不詳だが、開山の周應上人の位牌に寛永19年(1642年)とあるため、江戸初期と推定される。

淨蓮院 (2)
現在の本堂は昭和11年(1936年)の改築。

淨蓮院 (3)
境内の大日堂は、伝承によると日光東照宮建立に携わっていた宮大工が手がけたものとされている。大日如来像や不動明王像が安置されているらしいが、中は見えなかった。

淨蓮院 (4)
大日堂前には板碑や石仏が並んでいる。後からここに集めたんだと思う。

淨蓮院 (5)
十王十仏板碑。嘉暦元年(1326年)の銘がある。蓮台の上に不動明王、観音菩薩などの十仏の種子が刻まれている。群馬県内で最古の十王十仏板碑といわれる。

淨蓮院 (6)
猿田彦命と天細女命(あめのうずめのみこと)の双体道祖神。両尊が銚子と盃を手にしている祝言像で、寛延2年(1749年)の銘がある。館林・邑楽地区に双体道祖神は少なく、板倉町では唯一のもの。

ちなみに、天細女命は天照大神が天岩戸に隠れてしまった時に、岩戸前で少しエロティックな踊りを踊った女神。一説に、猿田彦命と夫婦になったともいわれている。これが2神の祝言像になっているようだ。

淨蓮院 (7)
大日堂が少し高いところにあるが、その横に滑り台らしきものがあった。昔から子供たちの遊び場だったんだろうね。(訪問当日は誰もいなかったけど)