邑楽郡千代田町舞木の大林寺。

大林寺 (1)
大林寺 (2)
大林寺の由緒は不明。

大林寺 (3)
境内にある板碑。南北朝初期の建武5年(1338年)の銘がある。緑泥片岩製で、高さ107cm、幅32cm、厚さ4cm。阿弥陀如来の下に観音菩薩・勢至菩薩を種子で刻む阿弥陀三尊種子板碑である。

足利のすぐ近所で南朝の年号が記されているのが面白い。建武5年は新田義貞が討死した年なので、まだ渡良瀬川西岸・南岸は新田氏の強い勢力圏であったことが分かる。まあ、当然か。

ちなみに当時(から数年後には)、富岡・甘楽では既に北朝の影響下にあったことが諸々の遺構で分かっている。