邑楽郡千代田町舞木の舞木城址。

舞木城址(藤原秀郷の碑) (1)
舞木城は承平年間(931~37年)に藤原秀郷が築城したと伝わる。その後、享禄年間(1528~31年)まで秀郷の子孫が居城していたという。周囲に土居と溝渠を巡らせた平城であった。

舞木城址は明治42年(1909年)に永楽小学校の敷地となり、その後小学校の移転に伴い昭和44年(1969年)には住宅団地が造成され、現在は遺構などはまったく残っていない。

舞木城址(藤原秀郷の碑) (2)
団地の一角にある児童公園に「藤原秀郷公誕生の地」という碑が建っている。揮毫は陸軍大将・荒木貞夫とあるので、戦時中の建立か?

ちなみに、藤原秀郷の生没年、ならびに出生地は不詳とされており、当地で誕生したという根拠はない。ただし、天慶2年(939年)の平将門の乱を平定しているなど、北関東との縁は深い。

伊勢崎市赤堀今井町の宝珠寺には、秀郷の供養塔と伝わる五輪塔がある。
(「藤原秀郷(俵藤太)の供養塔 -宝珠寺-」参照)

また県内には、秀郷の子孫にあたる大胡氏や渕名氏関連の寺社も数多くある。