北群馬郡榛東村広馬場の宿稲荷神社。

宿稲荷神社 (1)
宿稲荷神社 (2)
宿稲荷神社 (3)
宿稲荷神社は天文10年(1541年)の創建と伝わる。箕輪城主・長野氏の崇敬を受け庇護されていたという。

宿稲荷神社 (4)
宿稲荷神社 (5)
神社は永禄9年(1566年)の武田氏の箕輪城攻めの際に焼失。安政3年(1856年)に時の領主・大久保氏の祈願所として再建される。その際、大久保氏が名刀・備前長船を奉納している。

社殿は文久(1861~64年)、元治(1864~65年)の頃の造営で最近では平成3年(1991年)に改修されている。

宿稲荷神社 (6)
宿稲荷神社 (7)
宿稲荷神社 (8)
宿稲荷神社 (9)
社殿を飾る彫刻は素晴らしい。勢多郡花輪(旧東村)の石原吟八郎を祖とする石原流の手によるといわれる。2代目及び3代目・石原常八を中心とする彫刻師の作と考えられる。

彫刻の題材は、高砂の爺婆(長寿者の象徴・高砂の爺婆と鶴亀)など古来からの伝説などの教訓的物語を図案化したもの。