館林市赤生田本町の永明寺。

永明寺 (1)
永明寺は養老年間(717~24年)創建と伝わる古刹である。

永明寺 (2)
永明寺 (3)
弘化元年(1844年)、火災により堂宇を焼失。現在の本堂は昭和53年(1978年)の再建。非常に特徴的。

永明寺 (4)
永明寺 (5)
境内にある「生祠 秋元宮」。
秋元宮は安政4年(1857年)に赤生田村の住民によって建てられた石祠。平成6年(1994年)に永明寺境内に移されている。

赤生田村は用水・排水の便が悪く、水害や旱魃の影響を受けやすい土地だった。米の作況が悪くても年貢は一定に納めねばならないため、住民は苦しんでいた。

弘化2年(1845年)に山形から移封されてきた秋元志朝は、この状況を理解し、作況にあわせ年貢量を調整する施策を行った。また、安政3年(1856年)の大洪水の時には、救助米の支給を行うなど善政を敷いていた。赤生田村の住民は、これらに感謝し志朝を「生き神様」として祀った。

秋元氏は江戸時代初期、総社(前橋)藩主だったが、総社での評判も非常に良い。