藤岡市岡之郷の白華山観音寺。

観音寺 (1)
観音寺は正治2年(1200年)の開創と伝わる。天正10年(1582年)の神流川の合戦で焼失、承応2年(1654年)法印盛長が中興開山となり、現在地に再興した。

観音寺 (2)
観音寺 (3)
観音寺 (4)
仁王門をくぐるとまた中門があり、その先にも山門(楼門?)がある。

観音寺 (5)
本堂は最近の再建のようで、まだ新しい。

観音寺 (6)
観音堂。観音寺は南毛観音霊場の第1番札所で、千手観音、如意輪観を祀る。弘法大師の作といわれ秘仏となっている(60年毎のご開帳)。

弘法大師は承和2年(835年)に亡くなっており、観音寺の創建は正治2年(1200年)。当地で弘法大師が作ったわけではないようだ・・・。

観音寺 (7)
境内にはたくさんの歌碑があった。俳聖・松尾芭蕉の句碑。
「しばらくは 花の上なる 月夜かな」
寛延元年(1744年)建立で、群馬県内最古の芭蕉の句碑といわれるが、定かではない。一般的には、富岡太子堂古墳上にある句碑が寛延4年(1755年)で県内最古とされている。

観音寺 (8)
作曲家・服部良一の句碑。

他にも、詩人・鈴木比呂志、俳人・田島武夫、俳人・西條砂郎、高尾山主・山本指月などの句碑がある。

観音寺 (9)
平成24年(2012年)に起きた関越自動車道でのツアーバス事故の犠牲者を慰霊する供養塔がある。記憶にあるが、痛ましい事故だった。犠牲になった方々のご冥福をお祈りする。

観音寺 (10)
観音寺 (11)
スズラン(百貨店)従業員の慰霊碑と初代社長夫妻の顕彰碑がある。スズランと観音寺のつながりは知らない。創業者で初代社長の渋沢康平は高崎出身だと思ったが。

観音寺では4月の第2日曜には火渡り護摩が行われている。修験者の修行の一環として行なわれるものだが、赤ちゃんを抱っこして渡ってもらうとい、元気に育つといわれ、多くの家族が訪れるという。