安中市安中(3丁目)の安中草三の碑。

草三の碑
安中草三とは、三遊亭圓朝が明治5年(1872年)に創作した落語「後開榛名梅香」に登場する。三遊亭円生の「あんもの草三」や「榛名の梅吉」を下敷きにしている。後に、講談や浪曲、歌舞伎でも演じられる人気作だったようだ。

創作落語の登場人物なので創作上の人物と考えられるが、モデルがいたともいわれる。

どうやら安中草三郎という侠客者がいたようだ。草三郎は江戸時代の盗賊で、脱獄し追われる身となり「榛名の梅吉」と名乗り逃亡していたが、伊香保で捕縛され文政4年(1821年)に小塚原で処刑されたという。享年36歳。

圓朝が安中や伊香保を実際に訪れ、細かく取材を行い創作したため、実在の人物との混同が生まれている。

「後開榛名梅香」は大長編なので、全ストーリーを把握できていないが、碑が建てられるほど「安中草三」は地元の方々から慕われていたということだろうか?