伊勢崎市香林町1丁目の曦(あさひ)観音堂。

曦観音堂 (1)
曦観音堂 (2)
曦観音堂の本尊が木像如意輪観音坐像である。

曦観音堂 (3)
曦観音堂 (4)
如意輪観音像は総高121.5cm、像高52cmで、檜一木造り、泥地漆箔仕上げ。江戸時代初期の制作と推定される。右ひざを立て左右の足裏を合わせた輪王坐と呼ばれる姿勢で蓮華坐に座っている。髪を結い上げ、宝冠をかぶり、条はくと天衣を肩から掛けている。

光背の赤色の円盤は昇る曦(旭)を表しており、太陽信仰と習合した像容となっている。現在でも彩色がしっかり残っていて美しい。

曦観音堂 (5)
堂内を撮った写真の左下の写っている石像は観音菩薩坐像である。(この写真は石像を拡大したもの) 凝灰岩製で総高68.5cm、像高36cmで、南北朝期の作と推定される。こちらの石像が曦観音堂の元の本尊といわれている。

南北朝期(もしくはそれ以前)から観音さまを地域で信仰してきたということ。