高崎市吉井町長根の医王山恩行寺。

恩行寺 (1)
恩行寺は堤宗重の開基で、創建は正和2年(1313年)である。応永10年(1403年)医王山恩行寺と改称。元亀元年(1570年)に長根城主・小幡縫殿介の援助により堂宇を改修している。

開基の堤宗重については一切不明。小幡縫殿介は年代的に小幡憲重あたりではないか?

恩行寺 (2)
現在の本堂は元禄4年(1691年)の建立。当然、改修が多々行われているが、平成に入ってから屋根の吹き替え、床・天井の張り替えを行っている。

恩行寺 (3)
恩行寺 (4)
境内の草木の中にお堂が見えたので覗いて見たら、座棺輿らしき物があった。座棺輿とは、土葬する際に座った姿勢で遺体を納め(座棺)、それを運ぶ輿のこと。土葬が行われなくなって久しいと思われ、お堂も草木に埋もれてしまっている。

恩行寺 (5)
恩行寺 (6)
本堂の南側にある峰薬師堂。名前の通り薬師如来が祀られていると思うが、残念ながら中は見えなかった。平成20年(2008年)に改築されている。

恩行寺 (7)
平成19年(2007年)開眼の「ながね観音」。

恩行寺の南側の山には恩行寺古墳がある。
(次回紹介予定)