高崎市吉井町東谷の舟石。

舟石 (1)
舟石 (2)
舟石は、多胡碑に刻まれている「羊」と考えられている羊太夫が、天から降りてきた時に乗ってきた船といわれている。

県道沿いの畑(道より少し高い)の端っこ、県道側に(ポツンと言うかデンッて言うか)ある。舟石の周りは同様の巨石はなく、確かに意味深な状況である。

舟石 (3)
舟石 (4)
全長3mくらい、高さ1.5mくらい(いずれも目測)。ただ、上部がえぐれてはいない。羊太夫の時代からは既に約1300年も経っているから、長い年月で土砂などで埋まったとも考えられるけどね。

天から降りてくるのに石の船に乗ってきたら、「降りる」ではなく「落ちる」じゃないか、などと無粋なことを言ってはいけない(笑)。

羊太夫に関してはよく分かっていないのが本当のところ。オレも知識はあまりないので、下記に羊太夫に関係する過去記事を載せておくので、興味があったらどうぞ。

過去記事
 「昔を語る多胡の古碑
 「藤岡市上落合・七輿山古墳
 「高崎市吉井町神保・辛科神社
 「藤岡市上落合・七輿山宗永寺
 「羊太夫を祀る・羊神社
 「前橋市元総社町・鷲霊山釈迦尊寺
 「高崎市吉井町馬庭・疋田山随雲