前橋市鳥羽町の青雲山大福寺。

大福寺 (1)
大福寺 (2)
大福寺は応永元年(1394年)徳海上人の開山。広大壮麗な七堂伽藍を有していたが、兵火などで焼失し一時荒廃した。その後、天文3年(1534年)義照法印により再興された。

大福寺 (3)
大福寺 (4)
参道にある千体地蔵。昭和50年(1975年)の建立。

大福寺 (5)
同じく参道に鎮座する「無限の幸せを招く小僧さん」。この小僧さんは知恵袋小僧と言い、小僧さんの頭を3回なでて、続いて自分の頭を3回なでると、ありがたい後利益を授かるというもの。得られるものが「無限の幸せ」と言うから凄い。

大福寺 (6)
大福寺 (7)
本堂は昭和50年(1975年)の再建。

大福寺 (8)
境内にある宝塔。安山岩製の壺型塔身の宝塔で、応永25年(1418年)の銘がある。塔身のくびれ部が長く、屋蓋の軒きり口の幅がほほ同じであることなど、この時代の特徴をよく示している。ただし相輪(屋蓋の上部)は、この宝塔のものではない。

大福寺 (9)
伝教大師・最澄の東国巡錫の像。平成3年(1991年)の建立。

大福寺は関東百八地蔵尊霊場の第24番札所である。