高崎市吉井町馬庭の飯玉神社
馬庭飯玉神社の創建は不明だが、神紋が大中黒のため新田氏が栄えた時代に創建されたと推測される。鎌倉時代と考えるのが妥当かな。元禄15年(1702年)火災により焼失、古記録・宝物等を失っているので詳細不明。
社殿は弘治年間(1555~58年)に馬庭豊前守重直が再建したといわれる。馬庭重直はよく分からないが、総社長尾氏(顕方)に仕えていたようだ。ちなみに、馬庭念流道場付近は馬庭氏の居城跡といわれている。(「高崎市吉井町馬庭・馬庭念流道場」参照)
現在の社殿は昭和35年(1960年)の再建であるが、外観は比較的新しいようなので、適宜補修が行われてきたようだ。
文禄4年(1595年)疋田山随雲寺を別当とし同寺を当社の境内に遷しているが、明治初年の神仏分離により現在は境内・社地は区別されている。
(随雲寺は「高崎市吉井町馬庭・疋田山随雲寺」参照)
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