伊勢崎市華蔵寺町の伊勢崎英霊殿。

伊勢崎英霊殿 (1)
伊勢崎英霊殿 (2)
一の鳥居をくぐり華蔵寺と華蔵寺公園の間の長い参道を進むと、二の鳥居が見えてくる。いずれも英霊を祀るにふさわしい鳥居である。

伊勢崎英霊殿 (3)
伊勢崎英霊殿 (7)
石段を登ると神社形式の拝殿があるのかと思ったが、そこには何もない。何もないは言い過ぎで「関川勝三郎先生の像」があった。関川勝三郎氏は県会議員を6期、県会議長も務めた地元の名士。まあ銅像があってもいいけど、ここは英霊殿ではないの?

どうでもいいことだが、関川勝三郎氏の末っ子は元プロレスラーのミスター・ポーゴ(関川哲夫)である。元と書いたが、まだ現役かも。プロレスラーの引退ってあいまいなので(笑)。

伊勢崎英霊殿 (4)
伊勢崎英霊殿 (5)
遊歩道のようなものがあったので、丘の周りを歩いてみた。丘の斜面に観音像を刻んだ石碑がたくさん建っており、丘全体で慰霊しているような雰囲気がある。

伊勢崎英霊殿 (6)
ちょうど関川氏の銅像の反対側に伊勢崎招魂碑があった。明治10年(1877年)の西南の役で戦死した伊勢崎関係者の霊を慰めるため、旧藩主・酒井忠彰が群馬県令・楫取素彦に請願して建てたもの。昭和16年(1941年)に当時の招魂社(曲輪町)からここに移されている。

勝手に神社形式の招魂社があると思っていたが、この丘全体で英霊をお祀りしているようだ。