太田市新井町の八幡宮。

新井八幡宮 (1)
新井八幡宮は新田義房が永寿年間(1182~84年)に、京都石清水八幡宮の御分霊を奉斎し創建したと伝えられる。

新井八幡宮 (2)
新井八幡宮 (4)
新井八幡宮 (6)
社殿は文治5年(1189年)新田若美の造営と伝えられるが、若美って誰??
寛文年間(1661~72年)には館林城主・徳川綱吉が自らの祈願所としている。

新井八幡宮には獅子舞が伝えられおり、太田市の無形重文になっている。獅子舞は新井覚義の20代裔孫・宗貞が、文亀元年(1501年)に石清水八幡宮から伝えたとされる。天下泰平、五穀豊穣、町内繁栄、怨敵退散の祈りが込められた獅子舞は9月15日前後の土日の奉納される。

ちなみに、新田義房は新田氏の祖・義重の孫。新井覚義は義房の2男。