安中市松井田町上増田の龍峩山雲門寺。

雲門寺 (1)
雲門寺 (2)
雲門寺は慶長2年(1597年)上後閑村長源寺16世・鳳唵潤鷟和尚の開山。曹洞宗の祖・道元の「深山幽谷に居住して修行せよ」を守り、地形的にはまさに禅宗の修行道場に適した地に建立したといわれている。

鐘楼門はなかなか良い雰囲気。白壁に囲まれているところも趣きを引き立てている。

雲門寺 (3)
雲門寺 (4)
鐘楼門は2階に登れるようになっており、鐘楼をまじかに見ることができる。

雲門寺 (5)
雲門寺 (6)
境内は緑の木々に覆われ、本堂の全景は撮れなかった。

雲門寺はきれいな庭園と山野草がたくさんあるお寺で、四季を通じて何がしかの花が咲いているらしい。ただ、さすがに厳冬期や真夏の一時期などは、その例外にあたるようだ。

行ったときはこの「一時期」にドンピシャで、何にもなかった。紫陽花がいくつか咲いてはいたのだが、もう旬も過ぎしなびた状態。よりによって・・・。

雲門寺の花としては、特に「セツブンソウ(節分草)」というのが有名らしく、開花の時期には多くの人が訪れるという。セツブンソウの開花時期はその名の通り旧暦の節分の頃らしい。

雲門寺 (7)
さっきも言った通り、季節的にまったく合わず・・・。

来年も行こうかな。良い花が咲いてる季節に。