前橋市住吉町2丁目の旧安田銀行担保倉庫。

旧安田銀行担保倉庫 (1)
旧安田銀行担保倉庫 (2)
旧安田銀行担保倉庫 (3)
旧安田銀行担保倉庫は、大正2年(1913年)に建築された生糸担保倉庫である。その名の通り、同行が金を貸し出す際、担保として預かる生糸や繭の倉庫として使われていた。

幅54m、奥行き11mの2階建てで、昭和20年(1945年)8月5日の前橋大空襲でも焼け残った。(南側にもう1棟あったが、こちらは焼失している)

旧安田銀行担保倉庫 (4)
旧安田銀行担保倉庫 (5)
外壁には日本煉瓦製造会社の煉瓦が使用されている。積み上げ方式は横幅37.9cmの長手の段と、横幅27.9cmの小口の段を交互積み重ねたイギリス積みである。

旧安田銀行担保倉庫 (6)
倉庫の入口は3重扉で、写真の1番外側の扉は鉄製で内側に壁土と
漆喰が塗りつけてある。2番目の扉は木枠に金網の入った引き戸、1番内側の扉は壁土と漆喰が塗られた引き戸であった。

旧安田銀行担保倉庫は、創建当時の姿を今に伝える貴重な近代化遺産である。