高崎市吉井町吉井の吉井藩陣屋跡。

吉井藩陣屋跡 (1)
吉井藩陣屋跡 (2)
吉井藩陣屋は宝暦2年(1752年)鷹司松平家3代藩主・信有が矢田から吉井へ移し構えたもの。藩主は代々江戸定府のため、陣屋といっても代官を置く程度の規模であった。

写真は陣屋の西南の隅にあった春日社跡。鷹司松平家の氏神・春日神社を寛政3年(1791年)に京都より勧請したもの。

吉井藩陣屋跡 (3)
吉井藩陣屋跡 (4)
春日社跡には、皇太后、皇后の御駐輦碑(建立大正10年:1921年)と吉井藩治址碑(建立大正4年:1917年)が建っている。

皇太后、皇后の御駐輦碑は、明治6年(1873年)に、昭憲皇后(明治天皇妃)が明治天皇のご生母で孝明天皇妃の英照皇太后と一緒に、官営・富岡製紙へ行啓された際、休憩されたことを記念する碑。

陣屋は明治4年(1871年)の廃藩置県により解体、春日神社も明治末に吉井八幡宮に合祀された。(吉井八幡宮は「吉井藩主・菅沼定利の氏神 -吉井八幡宮-」参照)

なお、陣屋表門は吉井文化会館脇に移築・復元されている。
(「吉井藩陣屋の表門」参照)