前橋市公田町の公田山乗明院魚遊寺。

乗明院 (1)
乗明院 (2)
乗明院 (3)
乗明院は承和年間(834~48年)に慈覚大師が、自ら彫った釈迦如来像を安置するお堂を作ったのが始まりとされる。

乗明院 (4)
廃覚動寺宝塔。もともとは乗明院の末寺である覚動寺(昭和大橋の建設に伴い廃寺)にあったもの。南北朝末の永和4年(1378年)の銘がある。

乗明院 (5)
乗明院 (6)
阿弥陀三尊画像板碑。覆屋に納められている。高さ167cmで緑泥片岩で造られている。建立は弘安年間(1278~88年)で、極楽往生を願って読経した人を阿弥陀三尊が雲に乗って迎えに来る図が描かれている。残念ながら見えない・・・。

乗明院として名が通っているいるが、魚遊寺という寺名には伝説がある。

建長2年(1250年)この地の郡司がお堂の脇に池を作り、魚を放して釣りを楽しもうとしたところ、池の水がたちまち熱湯になってしまった。驚いた郡司は了賀阿闍梨を招き、殺生の罪を詫びて心に祈ると、池の水は元の水になり、魚も群れをなして泳ぎだしたという。郡司は大変喜び、寺を再興し魚遊寺と名付けたという。

乗明院 (7)
伝説の池なのかは不明だが、乗明院の周りは堀が一周している。