邑楽郡邑楽町中野の精勤山永明寺。

永明寺 (1)
永明寺は元弘元年(1331年)夢窓国の開基と伝わる。足利尊氏の兜守本尊である薬師如来を本尊とする。

永明寺 (2)
永明寺 (3)
元は臨済宗であったが、寛永元年(1624年)吉宗正朔和尚が再興し曹洞宗に改宗している。

明和年間(1764~72年)に火災で焼失。その後、安政3年(1857年)に再度焼失。現在の本堂は明治3年(1870年)の再建。昭和50年(1975年)改築されている。

永明寺 (4)
永明寺 (5)
境内にあるキンモクセイは、開基の夢窓国が植えたといわれ、樹齢は700年近い。

昭和12年(1937年)には国の天然記念物に指定されている。その当時は、樹高16m、幹周り3.2m、枝張り18mもの威容を誇っていたが、昭和41年(1966年)の台風により主幹は地上5mで折れて、根が地上に出るほどに倒伏してしまった。

主幹は回復しなかったが、根から数本出た芽が現在では7mまでに成長している。

永明寺 (6)
本堂前にあった石造。小坊主が木魚を枕に居眠りをしている。かわいいけど、何を表しているのは良く分かんない(笑)。