藤岡市藤岡の富士浅間神社にある福島元七顕彰碑(福島翁の碑)。

福島元七顕彰碑
顕彰碑は福島式桑刻機を発明した福島元七を顕彰して、昭和4年(1929年)に富士浅間神社境内に建てられた。

高山社の清温育では、蚕の成長に合わせて与える桑葉の大きさを変えていたため、桑葉を刻む作業は農家の大きな負担であった。元七は明治33年(1900年)に、桑切り包丁を上下させることによって、次々に桑葉が刃の下へ送られる仕組みを考案した。

この桑刻機は好評を博し、約150万台も販売されたという。