太田市龍舞町の塚廻り古墳群第4号古墳。

塚廻り古墳群4号古墳 (1)
塚廻り古墳群4号古墳 (2)
塚廻り古墳群は昭和52年(1977年)の土地改良事業の際、水田の下から発見された7基の古墳群。4号古墳は全長22.5m、円丘部直径17.7mの帆立貝形古墳で、周囲に幅4.5mの堀を持つ。築造は6世紀中頃と推定されている。

主体部は円丘部中央と北側裾部の2ヶ所あり、裾部からは小型の石棺が発見されている。

塚廻り古墳群4号古墳 (3)
塚廻り古墳群4号古墳 (4)
円丘部からは円筒埴輪や形象埴輪など計304基の埴輪が出土し、その優れた造形と出土位置がほぼ明確で、埴輪祭式の様子を解明する上で高い価値を有していることから、出土した埴輪は一括して国の重文に指定されている。

現在、古墳公園として復元・整備され、公開されている。

案内板に従って細い道に入って行ったんだけど、目に見える風景は田んぼばっかり。古墳というと「こんもり」というイメージがあるので、どこにあるの?って感じだった。