邑楽郡千代田町舞木の舞木山円福寺。

舞木円福寺 (1)
舞木円福寺は応長元年(1311年)遊行上人2世・他阿上人の開基。遊行上人とは、時宗における指導者に対する敬称。初代・遊行上人は、もちろん開祖の一遍。

他阿上人の開基と言っても、実際に他阿上人が当地で寺開創に関わったわけではないだろう。地元の時宗僧侶と住民が中心となって開創し、開基の名前を他阿上人としたのだと思う。

舞木円福寺 (2)
舞木円福寺 (3)
本堂は正徳4年(1714年)の建立。とは言え、かなり新しそうなので、近年建立されたようだ。

舞木円福寺 (4)
境内の元応の板碑。
石質緑泥片岩製で、高さ107cm、幅30cm、厚さ4cm。種子は阿弥陀で、その上に三弁宝珠を配し蓮座があり、その下方に元応元年の紀念銘が記されている。元応元年は1319年なので鎌倉時代のものである。

舞木円福寺 (5)
山門脇に森田梅庵と大塚半蔵という人の墓があるとあったので、探してみたけど、見つからなかった。多分、個人名ではなく森田家、大塚家のお墓に眠っているんだろう。

申し訳ないが、森田梅庵も大塚半蔵も全く知らない。千代田町のHPには郷土の偉人として紹介されていたけど・・・。

舞木円福寺 (6)
代わりと言ってはなんだが、墓地の入り口付近で見つけたのが、初代千代田町長・大谷典三氏の墓。立派なお墓だ。大谷典三氏は千代田町の名誉町民らしい。