邑楽郡千代田町赤岩の八幡宮。

明和町赤岩・八幡神社 (1)
赤岩八幡宮は延宝5年(1677年)の創建。

創建にはちょっとした逸話がある。
延宝3年(1675年)霊夢により堂山中腹を発掘したところ、刀剣・甲冑などが出土した。それを領主・室賀下総守に差し出したところ、「高貴な人の武具ゆえ八幡菩薩を勧請して村の鎮守とせよ」と、武具は下渡となった。そこで延宝5年に八幡宮を勧請したという。

堂山とは光恩寺境内域にある堂山古墳のこと。(「関東屈指の古刹 -光恩寺-」参照)


明和町赤岩・八幡神社 (2)
明和町赤岩・八幡神社 (3)
社殿の建立年などは不明。

明和町赤岩・八幡神社 (4)
境内にある田山花袋の碑。
「用水にそひゆくあさの路寒し かしこにこに埋めはさけども」

この歌は花袋が、赤岩地区の情景を詠んだものといわれている。碑は昭和32年(1957年)に建立されたもの。

実は赤岩八幡神社に行ったのは、この碑を見るため。と言っても花袋の歌を鑑賞しに行ったのではなく、碑になっている石を見るため。この歌が刻まれている石は、堂山古墳の石室の天井石といわれているから。

歌碑が造られたのは昭和32年と書いてあったので、それまでこの天井石はどこにあったんだろう。また、なんで天井石を歌碑にしちゃったのか?もしかしたら、碑の裏に書いてあったのかなぁ。